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東京MITクリニック・アスゲンがんクリニック
東京MITクリニック・アスゲンがんクリニックについて解説していきます。
東京MITクリニック・アスゲンがんクリニックの特徴
腫瘍免疫や血液内科など、癌免疫治療で経験を積んだ医師達による「チーム癌治療」を提供しています。
東京MITクリニック・アスゲンがんクリニックでは、どのような症状に対しても対応できるよう、数ある治療法の中から適した方法を組み合わせ、積極的な癌免疫治療を提供しています。
東京MITクリニック・アスゲンがんクリニックの医師
院長:宇野克明
宇野院長の目指す医療
がん治療の新しい手法として取り入れられつつあるがん免疫療法。NK細胞療法や樹状細胞療法など、その効果を証明している一方で、全ての人に効くわけではないことも明らかになってきました。がんは患者一人ひとりの健康状態や環境によって異なると言えるでしょう。
東京MITクリニック・アスゲンがんクリニックではネオアンチゲン複合免疫治療をがん治療の選択肢として提案。より多くのがんを治療して元々行われてきた免疫療法よりも良い結果を残すために日々努力しています。
がんの治療は患者だけの努力で解決できる問題ではありません。もちろん、医師だけの努力でも解決できないところでしょう。医師と患者が力を合わせて治療に取り組むことが重要となってきます。
宇野院長の経歴
- 1986年 東海大学医学部卒業
- 1986年 東京女子医科大学第2外科において一般外科・救急外科を研修
- 1988年 杏林大学医学部第1外科・免疫班に転籍、外科手術と併せて非特異的・抗腫瘍免疫治療の研究を行う
- 1996年 横浜市中区の医療法人財団コンフォート病院より理事長として招聘・就任
- 1999年 これまでの免疫研究を元にして がん免疫検査システム「がん免疫ドック(イムノドック)を開発
- 2000年 東海大学医学部外科・研究員として組織適合抗原HLAならびにがん免疫研究を再開
- 2000年 上記コンフォート病院内にがん研究部門「免疫研究センター」を開設
- 2004年 東海大学医学部・基礎系生体構造機能学教室・非常勤講師(兼任)
- 2004年 ハルピン医科大学・名誉教授に就任(兼任:中国・黒竜江省)
- 2005年 医療法人財団コンフォート病院理事長を退任・最高統括理事に就任
- 2007年 国連支援交流協会特別顧問に就任
- 2009年 免疫学的な腫瘍消失現象(アポトーシス)を強力に誘導する新規医療素材ES-27を開発
- 2009年 ES-27を用いミトコンドリアレベルから腫瘍のアポトーシスを誘導する“がんミトコンドリア治療”開発
- 2012年 がん免疫検査システム「イムノドック」を完全リニューアル、「リスクチェッカー」と改称し解析業務を再開
- 2012年 新たながん専門医療施設、東京MITクリニックを東京駅前・八重洲に設立、初代院長となる
- 2014年 東京MITクリニックの法人化に伴い「東京MITクリニック」の名称は「医療法人社団東京MIT・東京MITクリニック」へと変更、初代理事長・院長に就任
- 2016年: 紺綬褒章 授章、現在に至る
宇野院長の所属学会
- 日本外科学会認定医
- 日本消化器外科学会認定医
- 日本癌学会会員
- 日本癌治療学会会員
- 日本臨床免疫学会会員
アスゲンクリニック院長:村上敦子
村上院長の目指す医療
「明日は元気に」そして「明日も元気に」という言葉をモットーにアスゲンクリニックを開院。その経験を活かして、がん患者に対してより効果的でより患者目線に立った治療を提供し続けています。
がん治療の世界は日々月歩。新しい治療方法を常に模索して知識や技術を取り入れながら、患者に寄り添ったがん治療を行えるよう努力されています。
村上院長の経歴
- 1991年 北里大学医学部卒業
- 1993年 東京大学医学部 物療内科入局/同愛記念病院 アレルギー呼吸器科 常勤医
- 1994年 東京大学付属病院 東洋医学外来医
- 1998年 東京大学付属病院 非常勤医
医学法人さくらの会理事長、米国ジョンズ・ホプキンス大学 セカンドオピニオン外来医
- 2008年 乳癌のためすべての職を退職
- 2014年 医療法人 新栄会 藤本クリニック勤務
- 2015年 アスゲンクリニック 院長
村上院長の所属学会・資格・役職など
- 公式サイトに所属学会・資格・役職などの情報はありませんでした。
東京MITクリニック・アスゲンがんクリニックの代表的な治療法
東京MITクリニック・アスゲンがんクリニックはネオアンチゲン免疫治療という複合癌免疫治療を提供しています。 特徴は癌細胞の表面に「癌の目印」を出現させ、免疫細胞の攻撃を誘導することです。 そのため原発癌はもちろん、転移癌や進行癌にも適応します。
出現させた「癌の目印」を目標に、原発癌や転移癌の区別なく、免疫細胞の攻撃を誘発させます。 また、癌の種類や患者様の症状にあわせて、癌細胞への多様な攻撃方法を備えているのも特徴です。
ネオアンチゲン免疫治療
ネオアンチゲン免疫治療とは、免疫細胞からの攻撃から逃れるがん細胞にがんペプチドと呼ばれる目印を立て免疫細胞の攻撃を誘導する治療法。
内因性ペプチド誘導やサイトカイン誘導、アポトーシス誘導、免疫チェックポイント阻害治療などを組み合わせて行います。がんの標準治療と併用することができることがポイントです。
内因性ペプチド誘導治療
進行がんは免疫細胞からの攻撃を避けるため、自身の細胞の中に隠します。免疫細胞の攻撃の目印となるMHCクラスI分子と呼ばれる分子をがん細胞の中から排出。攻撃の目印を出現させることによって、免疫細胞を効果的に働かせるのが内因性ペプチド誘導治療です。
サイトカイン誘導治療
サイトカインインデューサーという物質を効果的にがん細胞を攻撃させる治療法です。サイトカインを投与することによってヘルパーT細胞を誘導。このサイトカインがヘルパーT細胞を受けることによって活性化するため、がん細胞を攻撃します。
アポトーシス誘導治療
アポトーシス誘導治療は、体内にあるミトコンドリアのしくみを改善させてがん細胞を死滅させる方法です。正常な細胞に大きな異変が起こると、ミトコンドリアによって自滅(細胞死)をする反応が起こるように。この反応がアポトーシスの働きであり、誘導治療ではがん細胞のみに機能するように働きかけます。
東京MITクリニック・アスゲンがんクリニックの特徴
東京駅から徒歩5分のところにある東京MITクリニック・アスゲンがんクリニック。八重洲にあるKBYビルの3階に東京MITクリニック、6階にアスゲンクリニックがあり、いずれもアクセス良好な場所です。
院内は非常に明るく設計されており、できるだけ患者が不安な気持ちを抱かないようシックで落ち着いた雰囲気。がん免疫療法の30分無料相談や資料請求なども受付されており、同クリニックでのがん治療を考えている方をサポートしてくれます。
東京MITクリニック・アスゲンがんクリニックでの免疫療法の流れ
- リスクチェッカー検査
ネオアンチゲン免疫療法にはリスクチェッカー検査と呼ばれる検査が必要。
初診後、まずはリスクチェッカー検査を受け、同治療が受けられるかどうかを確認します。
- ネオアンチゲン免疫療法の治療開始
治療にかかる期間の目安は約3か月。その間の通院の回数は4~5回程度になります。
- 検査と評価
治療効果について治療前後の変化を見るための検査と治療評価を実施。ネオアンチゲン免疫療法の場合は治療回数の制約がないため、治療を受けるごとに評価を受けることが可能です。
東京MITクリニック・アスゲンがんクリニックで行われる診察・治療の費用
- 初診料 20,000円
- リスクチェッカー検査 120,000円
- 内因性ペプチド誘導 520,000円~
- サイトカイン誘導 40,000円~
- アポトーシス誘導 89,600円~
※それぞれの状況における標準的な費用目安の一例です。
東京MITクリニック・アスゲンがんクリニックの病院情報
- 所在地:東京都中央区八重洲 2-5-6 KBYビル
- アクセス:東京駅八重洲南口・京橋駅7番出口より徒歩5分
- 診療時間:月〜金曜 9:30~18:30
- 休診日:土・日曜、祭日
- 電話番号:0120-621-636