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東海大学医学部付属 八王子病院

掲載している治療法は保険適用外の自由診療も含まれます。自由診療は全額自己負担となります。症状・治療法・クリニックにより、費用や治療回数・期間は変動しますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。
また、副作用や治療によるリスクなども診療方法によって異なりますので、不安な点については、各クリニックの医師に直接確認・相談してから治療を検討することをおすすめします。

地域がん診療連携拠点病院として、がん治療に対し専門的な視点で対応している「東海大学医学部付属 八王子病院」。リニアックによる高精度放射線治療を提供しています。このページでは東海大学医学部付属 八王子病院のがん治療の特徴・内容や医師の情報などを紹介するので、ぜひチェックしてください。

東海大学医学部付属 八王子病院の医師

向井 正哉病院長

向井 正哉医師の経歴

大腸内視鏡診断・治療や大腸癌の腹腔鏡補助下(HALS)手術、外来化学療法および集学的治療などを専門分野としている医師です。1985年3月に東海大学医学部を卒業し、旧第2外科学教室に入局。1993年8月にはロンドン大学医学部外科学の研究医員としてイギリスに渡り、1995年5月に東海大学付属病院外科学の助教として勤務しています。その後も東海大学付属 八王子病院の診療部長などを務め、2017年4月に東海大学付属 八王子病院の副院長、2022年4月に東海大学付属 八王子病院の院長となり、現在に至ります。

「ヒューマニティあふれる医療」「患者家族に納得のいく医療」を基本方針とし、この病院を選んでよかったと思われるような診療を心掛けてくれるでしょう。

向井 正哉医師の所属学会・資格・役職など

東海大学医学部付属 八王子病院の代表的な治療法

東海大学医学部付属 八王子病院は地域がん診療連携拠点病院として指定されています。そのため、がんに関する様々な治療に対応しており、それぞれの病状や状況などに応じた適切な治療が提供できるよう最善を尽くしてくれるでしょう。とくに放射線治療を積極的に取り組んでいるようで、リアニックと呼ばれる機器を2台導入しています。

リニアックによる放射線治療

東海大学医学部付属 八王子病院では放射線治療専門医をはじめ、診療放射線義歯、医学物理士、がん放射線療法の認定を受けた看護師によるチーム医療を実践しています。それぞれの専門的な知識を最大限生かせるワンチームとなり、患者が安心して放射線治療に臨めるような体制を整えているでしょう。

そんな東海大学医学部付属 八王子病院では直線加速器であるリニアックと呼ばれる設備を導入しています。2012年には高精度放射線治療装置「ノバリス」、2022年には「ハルシオン」を採用し、2台体制で治療を開始しています。さらに画像誘導下での定位放射線治療・強度変調放射線治療・強度変調回転放射線治療にも対応可能です。たとえば乳がんの場合には短期照射、前立腺がんの場合には寡分割照射など、短期間で終えるような治療を積極的に実施しているのも特徴的でしょう。働きながら放射線治療ができるよう、最大限サポートしてくれます。

リニアックの対象疾患

東海大学医学部付属 八王子病院における放射線治療の対象疾患は髄膜腫・転移性脳腫瘍・咽頭がん・口腔がん・乳がん・肺がん・食道がん・胃がん・すい臓がん・子宮頸がん・膀胱がん・骨髄腫・皮膚がんなど幅広いがんです。もちろん状況によっては放射線治療の適応外になることもあるので、まずは担当医に相談し放射線治療が適応かどうか相談してみましょう。

診療実績

2020年において新規患者数は390件、そのうち高精度放射線治療は129件となっています。また2021年において新規患者数は440件、そのうち高精度放射線治療は168件です。また乳がん・前立腺がん・肺がんなどの疾患に多く放射線治療を行っており、次いで脳転移・骨転移などになっています。これほどまでに多くの治療実績があるからこそ、照射角度や照射量などを調整するノウハウを持っているでしょう。また国内外に発表されている学会のガイドライン・臨床試験結果に基づいて確かなエビデンスの素での治療を行っています。

東海大学医学部付属 八王子病院の特徴

地域がん診療連携拠点病院に認定

高度ながん医療の提供や、がん診療の地域連携協力体制の構築、がん患者だけでなく家族に対する相談支援・情報提供などを行うために、厚生労働省によって指定されます。東海大学医学部付属病八王子病院はがんに特化した専門病院ではなく、総合的な診療に対応している病院のため様々な合併症に対応できる体制が完備。がん診療体制や活動内容などを積極的に公式サイトなどで発信しています。

患者支援センター(がん相談支援センター)を開設

医師だけでなく、看護師、医療ソーシャルワーカー、薬剤師、管理栄養士、事務スタッフなどが一丸となり、紹介患者にとって最適な医療をサポートするための診療科です。医療連携室で地域医療との連携を積極的に行い、総合相談室ではがん疾患に対する問題や不安などを解決に導くようサポートを実施。入退院センターでは退院の準備やその後の通院サポートなどを専属の看護師が対応してくれます。全ての専門職が的確にサポートできる体制が整っているため、何か心配事があっても相談しやすいでしょう。

東海大学医学部付属 八王子病院での癌治療の流れ

東海大学医学部付属 八王子病院を受診する際には、基本的に紹介状が必要となります。もし紹介状の無い状態で受診した場合は、初診時選定療養費として7,700円を負担しなければならないので注意しましょう。予約時間に来院し、診察を行うという流れになります。

東海大学医学部付属 八王子病院の基本情報

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