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横浜鶴ヶ峰病院

掲載している治療法は保険適用外の自由診療も含まれます。自由診療は全額自己負担となります。症状・治療法・クリニックにより、費用や治療回数・期間は変動しますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。
また、副作用や治療によるリスクなども診療方法によって異なりますので、不安な点については、各クリニックの医師に直接確認・相談してから治療を検討することをおすすめします。

横浜鶴ヶ峰病院は、がんの免疫療法(養子免疫療法、活性化自己リンパ球移入療法)を実施している医療機関です。また低侵襲内視鏡外科治療センターを併設。開腹手術よりも体への負担は少ない治療で、大腸がんや早期胃がんなどにアプローチしています。

横浜鶴ヶ峰病院の医師

理事長:島田 畯介

島田理事長の目指す医療

島田理事長は1977年に金沢大学医学部卒業後に、さまざまな医療機関で整形外科・腫瘍外科・麻酔科・脳神経、そして免疫療法などでの治療経験・実績を積み重ねてきました。

がんの治療方針に対しては、体に優しい免疫療法にて患者さん本人の免疫力回復・強化を行い、完全回復を目指しています。また、免疫療法は三大標準治療と組み合わせるなど、複合的な治療を行うことで、治療効果が期待されると考えられているようです。

横浜鶴ヶ峰病院・島田理事長は、何よりも患者さんとそのご家族が明るい笑顔で生活できることを目指しています。

島田理事長の経歴

島田理事長の所属学会・資格・役職など

公式ホームページに記載がありませんでした。

免疫療法担当部長:隅田 和義

隅田和義免疫療法担当部長の目指す医療

隅田免疫療法担当部長は、横浜鶴ヶ峰病院で免疫療法の担当医師および別院の院長として治療を提供している方です。

がんの患者さんにとって、抗がん剤投与などは身体的な負担が大きく、生活の質を考えるうえで大変な治療方法です。隅田医師は、免疫療法で身体的な負担を抑えながら、少しずつ免疫力の回復と再発後の治療に活かせるため、積極的な導入を行っています。

ただし、あくまで患者さんの状況に合わせた治療をモットーとしていますので、標準治療を優先しなければいけない状態であれば、免疫療法以外の治療を提案します。

隅田免疫療法担当部長の経歴

隅田診療部長の所属学会・資格・役職など

横浜鶴ヶ峰病院の代表的な治療法

免疫療法とは、人間が持っている自然治癒力を強化することによって病気を治療する方法です。従来の放射線療法・外科的療法・化学療法の3つに加わった新たな治療法と言われています。

NK細胞による免疫細胞療法の効果

再発率が高いと言われている肺がんや肝臓がんなどの再発率を低下する効果が期待できます。つまり、微小転移巣の消滅につながると言えるでしょう。

化学療法や放射線療法と免疫療法を併用することにより、がんの進行を遅らせる可能性があります。一方で、化学療法や放射線療法を行う際は、吐き気や嘔吐、白血球低下、皮膚症状などの強い副作用を招くおそれが。免疫療法を併用することで、それらの副作用軽減効果が期待できます。

他にも注目すべきポイントは、免疫療法は抵抗力を上げる治療法ということです。風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりにくくするとも言われています。

免疫療法は比較的副作用も少ないでしょう。そのため、がん治療におけるつらさを軽減し、安定した精神状態で日常生活を過ごすことができると考えられています。

免疫療法の副作用

免疫療法は、化学療法と比較すると重篤な副作用はほとんどありません。多くの場合、副作用は発熱などです。

ただ免疫は強すぎても、弱すぎても良くないと言われています。免疫をアップさせすぎると広範な部位で炎症を招き、最悪の場合は致命的なダメージを与える可能性があるでしょう。

NK細胞による免疫療法は免疫がアップする効果がある反面、副作用が少なくバランスが良い治療法と言われています。とはいえ、人によって治療効果は全く異なるため注意が必要です。

免疫療法におけるデメリット

白血病以外のほとんどのがんを対象に自由診療を実施しています。そのため治療費が高額になってしまう可能性があるでしょう。

もちろん負担に応じて治療法を変更することもできます。まずは担当医と密に相談しながら、どのような治療を実施するのか検討しましょう。

低侵襲内視鏡外科治療センターについて

腹腔鏡下手術は、手術による侵襲が少ないため体へのストレスを軽減できるとして注目を浴びています。横浜鶴ヶ峰病院では腹腔鏡下手術を推進する低侵襲内視鏡外科治療センターを開設。大腸がんや早期胃がんなどの疾患に対し、手術を行っています。

腹腔鏡下手術は手術で切開する範囲が小さいため、難易度の高い手術法です。場合によっては腹腔鏡下手術が適応とならないケースも多いので、担当医と話し合いながら治療を進めてください。

放射線科での治療

横浜鶴ヶ峰病院では、一般内科や外科だけでなく放射線科があります。ただ、放射線科ではがん治療ではなく、がんの発生箇所を探すための検査(X線や磁気を活用した検査)を行っています。

設備は、MRIやX線CTなど合計10台の検査機器を稼働させていて、放射線技師による検査と日本医学放射線学会認定の放射線診断専門医による分析で検査を進めているのが特徴です。

横浜鶴ヶ峰病院の特徴

横浜鶴ヶ峰病院は、横浜市旭区川島町にある病院です。駐車場を完備しているため、車でも通院・来院可能です。

また、駐車料金は30分以内無料で、最初の1時間は200円・以降30分ごとに100円かかります。

公共交通機関の場合は、相鉄線の鶴ヶ峰駅南口から、環状2号線方面で約徒歩8分にて来院できます。

混同しやすい部分ですが、免疫療法を提供している横浜鶴ヶ峰病院付属予防医療クリニックは横浜鶴ヶ峰病院と別院になり、住所も異なるので気を付けましょう。

横浜鶴ヶ峰病院での治療の流れ

横浜鶴ヶ峰病院付属予防医療クリニックでの免疫療法は、初診30分~1時間の説明を受けたうえで、医師の判断および患者さん・ご家族の意思で治療を開始するかどうかを決める流れです。

また、1クール5回の投与(点滴)で、1クール終了後に治療効果の判定と今後の治療方針を医師が検討します。

  1. メールもしくは電話にて問い合わせ
  2. 初診の予約
  3. 予約日に来院・初診
  4. 治療開始、5回の投与を行う
  5. 治療終了、医師が今後の治療方針について判断

治療費は初診料5,500円・再診料3,300円、免疫療法1回165,000円(全5回825,000円)となっています。

横浜鶴ヶ峰病院の病院情報

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