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癌治療で押さえておきたい情報

掲載している治療法は保険適用外の自由診療も含まれます。自由診療は全額自己負担となります。症状・治療法・クリニックにより、費用や治療回数・期間は変動しますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。
また、副作用や治療によるリスクなども診療方法によって異なりますので、不安な点については、各クリニックの医師に直接確認・相談してから治療を検討することをおすすめします。

治療後に癌が再発するケースは全体の23%以上になると言われています。もちろんステージによって再発率は大きく異なるのですが、それ以外にも再発の要因となるものが存在します。がんの再発を最大限防止するためには、この要因となるものについて正しい情報を得ておく必要があるでしょう。

癌の再発と嗜好品

嗜好品とは、栄養摂取目的ではなく味や香、刺激を楽しむために摂る飲食物のこと。一般に嗜好品と聞くとお酒やタバコ、コーヒーなどを思い浮かべる人が多いでしょう。これらの嗜好品と癌との関係は、既に多くの研究者たちによって証明されてきました。

例えばタバコが肺がんを始めとして咽頭がんや食道がんなどさまざまな癌の発生率を高めることは周知の事実です。喫煙者が癌に罹るリスクは非喫煙者の1.5~1.6倍、また喫煙が原因で癌を発症した人の割合は、癌患者全体の29%にのぼったという統計もあります。

アルコールに関しても、純エタノール量換算で1日辺り23gを超える飲酒をする人は、そうでない人に比べて癌の罹患率が高いことが分かっています。飲酒と喫煙の両方を習慣としている人は、さらにそのリスクが跳ね上がるとされています。

発癌リスクを高めるということは、再発リスクを高めるということでもあり、実際に癌治療が終わった後も医師からこれらの嗜好品を避けるように、あるいは摂取限度を設けるようにと指示される場合がほとんどでしょう。

癌の再発と基礎疾患

基礎疾患とは、特定の病気の原因となる疾患のこと。例えば血管の狭窄や閉塞により血流が滞り酸素や栄養素が運ばれなくなってしまう心筋梗塞などの虚血性心疾患は、高血圧や糖尿病などの基礎疾患が原因です。これまで基礎疾患と癌との関係についてはあまり知られていなかったのですが、2010年代に入ってからとくに癌と糖尿病の発症リスクが注目されるようになり、基礎疾患との関係が徐々に明らかになってきました。

例えば高血圧が腎がんや食道がん、すい臓がんなどの発症因子となることや、高脂血症が大腸腺腫を誘発しやすくなることが報告されています。大腸腺腫それ自体は悪性ではありませんが、癌に進行する場合もあるため、やはり発癌リスクを上げる要因になると言えるでしょう。

基礎疾患が発癌リスクを上げるということは、そのまま癌の再発リスクを上げる要因でもあるということは、言うまでもありません。

再発癌治療の選び方

癌治療の選択肢としては、医学的根拠にもとづいて治療効果や安全性が公的に認められた「標準治療」と、様々なクリニックや医師が独自の考えで実施している保険適用外の治療の、大きく2種類があります。

保険適用外の民間療法には様々な種類があり、必ずしも無意味だとは限りませんが、医学的根拠がなく信頼性にも疑問が残ります。そのため、癌が再発した場合も、まずは専門医の診断を受けた上で、適切な標準治療を選ぶことが重要です。