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掲載している治療法は保険適用外の自由診療も含まれます。自由診療は全額自己負担となります。症状・治療法・クリニックにより、費用や治療回数・期間は変動しますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。
また、副作用や治療によるリスクなども診療方法によって異なりますので、不安な点については、各クリニックの医師に直接確認・相談してから治療を検討することをおすすめします。
地域がん診療連携拠点病院として癌治療へ取り組んでいるNTT東日本関東病院。「早期発見」と「低侵襲治療」を主軸にしつつ、手術支援ロボットなどの治療機器を導入しながら、幅広い癌患者の治療や術後ケアをトータルでサポートしています。
杉田医師は日本産科婦人科学会や日本婦人科腫瘍学会から専門医・指導医として認定されているドクターであり、日本がん治療認定医機構からがん治療認定医資格も与えられています。また、癌患者のリハビリに関する専門研修も修了し、外科治療だけでなく、術後の生活やケアまでも含めた、総合的な癌治療について相談できる点は大きな魅力といえるでしょう。
加えて、杉田医師は手術支援ロボットである「ダヴィンチ」の認定資格も取得しています。また、患者への負担を抑えた低侵襲治療を取り入れたアプローチ方法をプランニングしてくれることもポイントです。
赤羽医師は日本脳神経外科学会・脳神経外科専門医の資格を有するドクターであり、NTT東日本関東病院のガンマナイフセンターの責任医師として、頭部病変を対象とした悪性腫瘍治療などを担当しています。また、患者とじっくり相談した上で、患者自身が納得して治療へ進めることを重視しており、ガンマナイフ治療だけにこだわるのでなく、脳神経外科やその他の診療科とも連携。ガンマナイフを含めた総合的な治療プランを適切に提案してくれるドクターです。
NTT東日本関東病院は地域の癌治療における中心拠点として、積極的に新しい治療法や治療機器などを導入しながら、患者にとって術後の生活も含めたより良い治療の提供を追求しています。癌治療に携わる医師も117名(2017年9月時点)と多数所属しており、それぞれの専門性や得意分野を活かした治療を行っています。
NTT東日本関東病院では、外科や泌尿器科、呼吸器外科、産婦人科といった各診療科が一体となって「ロボット手術センター」が構築されています。複合的かつ効率的に患者の治療にあたられる環境が整備されているのです。
ロボット手術では、手術支援ロボット「ダヴィンチ」とバーチャルリアリティ(VR)を活用して、腎癌や前立腺癌、肺癌(原発性・転移性)、早期子宮体癌といった様々な癌に対する保険適用治療を実施。また、保険適用外の癌として、子宮体癌(リンパ節転移が疑われる場合)へのロボット手術も行われています。
およそ200本のガンマ線(放射線)を、コンピューター制御下で脳内の部位に照射して、腫瘍細胞のみにダメージを与える治療です。1997年4月から2021年12月までの期間で、延べ7,000例超の症例実績を持ち、さらに2018年5月からはマスクシステムを導入したガンマナイフ機種によって、従来よりも精密性の高いガンマナイフ治療が実践されています。
NTT東日本関東病院は東京大学医学部附属病院との協力関係にもとづき、「がんゲノム医療連携病院」として「がんゲノム医療」を提供しています。
がんゲノム医療は、患者それぞれの癌細胞に固有の遺伝子情報を分析して、得られたデータをもとに診断法や治療法を構築する治療です。NTT東日本関東病院では、複数の癌遺伝子について網羅的に診断する「がんパネル検査」を、保険診療として実施していることが特徴です。がんパネル検査の適応基準には、以下のような条件が挙げられます。
なお、さらに患者ごとの条件があるため、詳細はNTT東日本関東病院の医師とかかりつけ医へ相談・確認するようにしてください。
内科的アプローチを行う診療科として腫瘍内科が設置されており、複数の診療科と連携しながら、コーディネーターとして適切な化学療法を考案しています。また、支持療法や緩和医療といった治療についても、専門チームとして連携協力していることがポイントです。
NTT東日本関東病院は国が指定する「地域がん診療連携拠点病院」であり、さらに癌治療や癌患者のサポートへ関連する専門センターを開設。そのため、単なる治療プランだけでなく、精神的な問題や経済的な不安、治療後のライフスタイルなど、様々な面について専門家へ相談できる環境も整っています。
また、東大病院など国立の医療機関や教育機関と連携して、先端の癌治療研究に取り組んでいることも特徴のひとつです。
癌患者や家族に対する相談窓口として、「がん相談支援センター」が設置しています。対面相談や電話相談によって癌治療に関連する内容を、看護師やソーシャルワーカーといった専門家への相談が可能です。
相談費用は無料となっている上、相談内容によってはNTT東日本関東病院の診療科と連携しながら今後の治療プランを提案してもらえるため、癌治療や再発癌に対して不安を抱えている人は、積極的に相談支援を依頼しても良いでしょう。
初診には他の医療機関からの紹介状が必要です。また、1日に1,483人(2020年4月から2021年3月時点)の外来患者が訪れるため、診療の効率性を維持するために「原則1日最大2科まで」という制限がされていることもポイントです。
外来診療の流れは以下のようになります。
なお、「脳神経外科手術・ガンマナイフ総合外来」など特殊外来に関しては、完全予約制が採用されています。
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