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白血病

骨髄腫について解説していきます。

骨髄腫の5年生存率

骨髄腫の5年生存率は男性で37%、女性で38%となっています。

骨髄腫はどのような癌か

骨髄腫は一般に多発性骨髄腫と呼ばれ、体内に入ってきたウイルスや異物などから身体を守るための形質細胞が癌化して発症します。骨髄で異常な細胞が無秩序に増殖するので、骨・造血機能・腎臓などに様々な症状が出現します。

形質細胞が癌化すると抗原を攻撃しないばかりか、役に立たない抗体であるM蛋白が産出されます。それと同時に癌化した形質細胞が骨の中を中心に身体のあちこちで無秩序に増殖するため、様々な臓器の働きを阻害するのです。

骨髄腫細胞の増殖によって正常な血液を作る造血機能が低下し、骨を壊す破骨細胞の活性化が起こります。そうなる事で赤血球などの生成が抑えられ、感染への抵抗力が落ち骨の破壊、腎障害などが起こります。

骨髄腫の主な症状

初期症状としては背中や腰の痛み、また病的骨折がみられます。また血液中のカルシウム濃度が上がり吐き気や意識障害、腎機能障害、多尿などの症状がみられます。また他には貧血に伴い息切れ、血液粘稠度の上昇に伴い頭痛やめまいの症状もみられます。

骨髄腫の症状は人によって変わり多岐にわたる症状がみられます。

骨髄腫が再発しやすい理由・しにくい理由

治療によって消えたと思われた骨髄腫細胞が再び再発する事があります。現在の医学では多発性骨髄腫のほとんどが再発するといわれています。

骨髄腫に用いられる治療法

多発性骨髄腫は通常症状のない場合は治療をせずに経過をみます。症状がなく長い期間をおいても進行しない場合をくすぶり型(無症候性)骨髄腫といいます。骨髄腫細胞が活発になり症状が現れると抗がん剤を中心とした治療が開始されます。

現在の医療では抗がん剤治療で一旦骨髄腫細胞の活動が落ち着いたとしてもまた再発する事がほとんどとなっています。再発の際はまた抗がん剤治療が再開され、癌細胞の活動を落ち着かせる寛解を目指します。

また骨の痛みがひどい場合や脊椎の腫瘍細胞によって麻痺が生じている場合は、その場所に放射線治療が行われる事もあります。

骨髄腫を再発させないための予防法

多発性骨髄腫は様々な遺伝子や染色体の異常が関係していることは知られていますがはっきりとした原因はわかっていません。

多発性骨髄腫を発症した後は感染症の予防のため手洗いうがいを徹底する事、骨を丈夫にするために適度な運動を行う事、水分補給をマメにする事が生活上大切な事となります。

癌が再発した場合は、癌治療専門病院へ行き、早めに適切な治療を行う事が重要です。