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掲載している治療法は保険適用外の自由診療も含まれます。自由診療は全額自己負担となります。症状・治療法・クリニックにより、費用や治療回数・期間は変動しますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。
また、副作用や治療によるリスクなども診療方法によって異なりますので、不安な点については、各クリニックの医師に直接確認・相談してから治療を検討することをおすすめします。
癌の免疫療法(免疫細胞治療)を提供する医療機関です。主に樹状細胞ワクチン療法、ガンマ・デルタT細胞療法、NK細胞療法、アルファ・ベータT細胞療法を用いて、1999年の開院以来豊富な治療経験をもとに、患者さん一人ひとりに適した免疫細胞治療を提供しています。
院長:瀧本理修
進歩の目覚ましい抗がん剤などの「がん薬物療法」はさまざまながん患者に対しての有効な方法ではあるものの、すべての患者が満足する結果を残せているわけではありません。
「がん免疫療法」については、多くの患者を対象にできるうえに、免疫チェックポイント阻害剤(患者の免疫力を利用してがん治療する薬剤)などの進歩が見られ、今後はがん薬物療法と免疫細胞療法の融合なども期待されています。
瀬田クリニック東京では、初期がんから再発の認められた方まで、患者ごとに合わせた適切な治療とQOL向上を目指しているのです。
樹状細胞ワクチン療法は、樹状細胞の力を利用して、がん細胞のみを狙って攻撃する免疫細胞(キラーT細胞)を増殖させる治療法です。瀬田クリニック東京ではセル・ローディングシステムやゾレドロン酸感作法を用いています。
これにより、がんの目印(抗原)の取り込み能力や、がん細胞を直接攻撃するキラーT 細胞の誘導能力を従来より飛躍的に向上させることに成功しています。
樹状細胞ワクチン療法の副作用はほとんど見られませんが、稀に発熱や注射部位の炎症による熱感や痛みを認める場合があります。
人間の身体に元来備わっている免疫細胞を採血によって一度体から取り出し、培養や活性化をしたうえで、体内に戻すことでがん細胞を効率的に攻撃する療法です。元々備わっている細胞を用いるため副作用が少なく、再発した方であろうと、初期がんであろうと使うことができるのが特徴です。
樹状細胞ワクチン療法とは、体から採血して得られた免疫細胞を増殖させる際、樹状細胞を用いることでがん細胞のみを攻撃する免疫細胞のみを増殖させる方法です。これにより、従来の免疫細胞療法よりも効率的かつ効果的にがん細胞への攻撃が行われるようになりました。
患者自身のがん細胞を用いることができる場合は、樹状細胞にがん細胞の情報を与える方法を用いますが、患者自身のがん細胞を用いることができない場合にも対応しており、さまざまな患者の状態に合わせた治療が用意されているため、効果が期待できるでしょう。
アルファ・ベータT細胞療法は、体から採血した細胞を培養して体内に戻すことでがん細胞を効率的に攻撃する免疫細胞療法の1つです。
活性化自己リンパ球療法と呼ばれる療法で、がん細胞に対する攻撃が強いという特徴を持つT細胞を培養するのが特徴。がん細胞が自身を守るために張るバリアを解除することを免疫抑制の解除と言いますが、これまでは薬剤によって免疫抑制の解除を行う手法が主流だったものの、近年ではアルファ・ベータT細胞療法にも免疫抑制の解除を行う効果があることがわかり、さらなる研究が続けられています。
また、アルファ・ベータT細胞療法はがん以外の異常な細胞も攻撃することがわかっており、免疫細胞の働きが良くなるという効果もあります。
免疫療法は開発段階の治療のため、医学的な根拠を示すデータが少なく、治療実績が十分ではないといわれています。徐々に研究や実績が増えてきてはいますが、まだ発展途上の治療方法なので科学的に有効と証明されていない免疫療法も多数あります。効果が認められていないものは保険診療として認められていないため、患者が全額負担する自由診療で治療をしている医療施設が中心です。
瀬田クリニック東京は、JR中央線快速、JR中央総武線各停、または東京メトロの御茶ノ水駅から徒歩2分の場所にあり、東京都内に限らず関東エリアからはアクセスしやすい立地にあります。清潔に保たれた院内は、落ち着ける待合室とリラックスして治療を受けることのできる処置室が整備されているようです。
瀬田クリニック東京で働いているスタッフは優しく、患者の不安を取り除くように笑顔で対応してくれると評判です。瀬田クリニック東京では、治療だけでなく、臨床心理士カウンセリングも受け付けています。これは、病気を抱える患者の精神面をサポートするために行われており、治療を含めた不安な気持ちを臨床心理士に相談することで、治療に専念することができようになっているともいえるでしょう。
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