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掲載している治療法は保険適用外の自由診療も含まれます。自由診療は全額自己負担となります。症状・治療法・クリニックにより、費用や治療回数・期間は変動しますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。
また、副作用や治療によるリスクなども診療方法によって異なりますので、不安な点については、各クリニックの医師に直接確認・相談してから治療を検討することをおすすめします。
このページでは、東京都指定の二次救急医療機関であり、自然豊かなエリアで再発癌の患者の治療や再発癌予防などへ取り組んでいる「新山手病院」について、特徴や医師の情報などをまとめました。再発癌治療について考える際の情報としてご活用ください。
院長:横倉 聡
新山手病院の院長である横倉聡医師は、病院を社会において当たり前にある風景の一部だと考え、移りゆく時代の中で人々に寄り添い、病気で苦しむ患者のためにできる医療やケアの拡充を重視しています。
また、患者のためにできることを最大限に追求するため、最先端技術を有する医療機関や専門病院とも意欲的に連携して、再発癌を含めた諸症状に対して最も相応しいと信じられる治療の提案を進められるように取り組んでいることが特徴です。
公式ホームページに記載がありませんでいた。
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新山手病院では2014年1月より放射線治療機を導入し、癌患者に対する放射線治療を専門的に開始しています。癌患者の状態や体質、放射線治療によって目指すゴールなどを十分に検討した上で、患者に対してダメージや悪影響を最小限に抑えられるよう、放射線量の厳正な計算や管理を行っていることもポイントです。
新山手病院では放射線治療機としてバリアンメディカルシステムズ製のリニアックを導入し、高精度放射線治療を行っています。
事前の検査で治療部位の特定などを行い、さらに初回の治療や2回目の治療で放射線を照射すべきポイントを具体的に設定することが重要です。そのため1~2回目の治療についてはおよそ30分~1時間程度の治療時間が必要とされていますが、その後は通常1回10分程度(照射時間は1~2分)の治療によって完結し、患者の心身への負担を軽減していることが特徴です。
治療期間は1日1回の照射を20~35日を1クールとして設定されたり、数日のみの照射で状態を確認したりと様々です。いずれにしても、患者への負担を少なく抑えられるよう考えながら、患者本人の要望や癌の状態に合わせてオーダーメイドの治療プランを提案されることは見逃せません。
新山手病院では呼吸器外科に関する手術の大半が、患者へのダメージを抑えやすい胸腔鏡手術によって行われています。
肋骨の隙間から胸腔内にビデオカメラを挿入し、モニターに映し出された患部を確認しながら切除などの処置を行うため、従来の開胸手術より低侵襲なものとなります。
なお、新山手病院では胸腔鏡手術に小切開を重ねた「ハイブリッド胸腔鏡手術」を実践していることがポイントです。
新山手病院は東京都から二次救急医療機関として指定されている総合病院であり、東京都東村山市という自然豊かなエリアで患者のためのケアや治療を実践している医療機関です。
180床の病床に加えて様々な診療科を備えており、専門性の高い部門として「放射線部」や「放射線治療部門」といったパートを設置しています。
新山手病院では従来の癌検診よりも高精度な検査結果を得られる癌検診として、「全身MRIがん検診(ドゥイブス)」を導入しています。
ドゥイブスは従来のPET-CTと比較して被曝リスクの低減や検査時間の短縮といったメリットが得られている検査システムであり、PET-CTでは検査の難しい膀胱なども検査可能といった点が特徴です。
また、無痛・無被曝による検査のため、妊娠中の人でも検査へ進むことができます。
新山手病院では、同病院だけで治療を進めることが困難と思われたり、十分な治療効果を与えられないと診断されたりした患者について、より高度な治療を提供できる専門組織や医療機関と連携しながら患者のための治療プランを一緒に考えてくれることが魅力です。
新山手病院で放射線治療を受ける流れは以下のようになっています。
新山手病院では患者のかかりつけ医や主治医からの申し出にもとづいて、放射線治療室が放射線治療を担当します。診察によって治療プランを検討した上、実際の治療を行いながら定期的な診察によって治療効果の有無やプラン変更の必要性を判断し、治療完了後も経過観察を続けてくれることがポイントです。
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