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掲載している治療法は保険適用外の自由診療も含まれます。自由診療は全額自己負担となります。症状・治療法・クリニックにより、費用や治療回数・期間は変動しますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。
また、副作用や治療によるリスクなども診療方法によって異なりますので、不安な点については、各クリニックの医師に直接確認・相談してから治療を検討することをおすすめします。
神奈川県鎌倉市にある救急指定病院の大船中央病院。癌治療や転移癌治療に特化した前立腺がんセンターや放射線治療センターなどの専門診療科を開設しています。このページでは、大船中央病院の癌治療・転移癌治療についてまとめていますので参考にしてみてください。
武田篤也医師は大船中央病院の放射線治療センター長を務める医師であり、定位放射線治療など高精度放射線治療を専門分野として治療にあたっている放射線治療に携わっている医師です。放射線腫瘍医として様々な患者の癌の治療に携わってきた経験があり、他の診療科と連携しながら従来の治療が困難とされる患者に対しても、有効な治療法がないのか放射線治療に精通している医師として考えてくれます。
1994年の慶應義塾大学医学部卒業から現在では日本医学放射線学会専門医(放射線治療)や日本放射線腫瘍学会認定医といった学会からの認定も受けており、肝癌診療ガイドライン改訂委員会にも参加するなど癌治療のプロフェッショナルとして多角的に活躍しています。
その他、複数の教育機関や大学医学部などで後進の育成にも努めているようです。
大船中央病院では外科治療・抗がん剤治療・放射線治療といった癌の標準治療とされる各治療を実践している他、複数の治療法を組み合わせる複合的なアプローチが進められていることも特徴です。
定位放射線治療は高精度放射線治療装置を活用した放射線治療であり、従来の放射線照射と比べて患者の肉体への被曝ダメージを低減しながら癌細胞への治療効果を高められている治療法です。
定位放射線治療では事前に画像診断を行い、患者の体内にある癌の情報を正確に把握した上で、体外の多方向から放射線を照射する多角的な治療を行います。放射線1本ずつは照射強度が抑えられているため健常細胞へダメージを与えることがなく、多方向からターゲットへ集中的に放射線を照射することにより、任意の部位で放射線強度が治療可能レベルにまで高められることが特徴です。
ロボット支援手術は、手術支援ロボット「ダビンチ」を活用して、執刀医が患者の体へ直接に触れることなく外科治療を実施するシステムです。執刀医は複数の器具と高精度デジタルカメラを搭載しているロボットアームを操作しながら、デジタルカメラと高精度モニターに映し出される拡大術野を見て癌の切除などを行います。
ロボット支援手術は従来の外科治療と比べて、内視鏡手術の低侵襲性と開腹手術の治療効果をあわせせ持つともされており、患者のダメージを軽減しながら治療効果を追求していくことが可能です。
大船中央病院では院内のスタッフが積極的に意見交換を行いながら、それぞれの患者のためのオーダーメイド治療プランを検討し、その有効性について考えてくれ病院です。
大船中央病院の癌治療の特徴として、特定の診療科だけで患者の癌治療を完了させるのでなく、複数の診療科が連携しながら各患者に対して有効性を期待できる治療プランを検討。放射線治療科も積極的にカンファレンスへ参加しており、手術と放射線治療を組み合わせた治療法や、抗がん剤と放射線治療を組み合わせた治療法などを提案しています。
またドクターやナース、その他のメディカルスタッフが連携して、色々な観点から患者のためになる診療環境を検討してくれるチーム医療も見逃せません。
大船中央病院では癌治療に特化した専門センターを設置しており、悪性度の強い高リスク癌についても効果的な治療法が存在しないかプランニングしてくれることが強みです。
また、即座に外科治療が困難とされるような場合でも、外照射や小線源療法、ホルモン療法などを組み合わせて癌の状態の改善を目指すトリモダリティー治療を実践していることも特徴です。
大船中央病院では原則として初診時の紹介状が必要とされており、紹介状が持参できない場合は初診料に加えて税込3,300円が別途必要になります。
大船中央病院の診察・放射線治療の流れは以下の通りです。
大船中央病院では院内の他科から申し込む場合を除き、原則として放射線治療科の診療を受けるには事前予約が必要です。
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