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掲載している治療法は保険適用外の自由診療も含まれます。自由診療は全額自己負担となります。症状・治療法・クリニックにより、費用や治療回数・期間は変動しますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。
また、副作用や治療によるリスクなども診療方法によって異なりますので、不安な点については、各クリニックの医師に直接確認・相談してから治療を検討することをおすすめします。
地域がん診療連携拠点病院として厚生労働大臣より指定を受けている「東京歯科大学 市川総合病院」。このページでは東京歯科大学 市川総合病院の医師の情報や代表的ながん治療などを紹介するので、病院選びに悩まれている方は参考にしてください。
東京歯科大学 市川総合病院の病院長でありながら、消化器内科の部長・主任教授も務めている医師です。ウイルス性肝炎・自己免疫性肝炎の診断や治療を専門分野として掲げており、内科や消化器に関する幅広い資格を取得しています。そんな西田次郎病院長は地域医療支援病院として、病院同士の連携や病診連携を推進し、お互いの顔が見えるような密な連携を図っていきたいと目指しているようです。強固な結びつきを持つことによって、継続氏のある医療を地域の患者に提供できるでしょう。また医科と歯科の医療連携も充実させ、より総合的な医療が提供できる環境を目指しています。
経歴についての記載は見当たりませんでした。
東京歯科大学 市川総合病院におけるがん治療の代表的な治療法は「トモセラピー」が挙げられます。トモセラピーとは強度変調放射線治療(IMRT)が行える高精度放射線治療装置のことで、幅広いがんに対し高い治療効果が期待できるでしょう。また母体が歯科大学だからこそ、口腔がんにも注力しており「口腔がんセンター」を設置しているのも特徴的です。 これらの治療について具体的に見ていきましょう。
2019年6月よりトモセラピー ラディザクトを導入しており、IMRT(強度変調放射線治療)が行える環境が整っています。トモセラピーは従来の放射線装置よりも、がんの毛状に応じた照射が可能というメリットがあるでしょう。がん細胞をピンポイントに高線量を照射できるため、正常な組織へのダメージを抑えることができます。また頭頸部がんや前立腺がん、乳がん、脳腫瘍、食道がん、直腸がんなど様々ながんに対し、治療効果が高いという点もトモセラピーの魅力と言えるでしょう。
トモセラピーであれば放射線を照射する位置の形を高速で変えることができ、形を変えながら身体の周りを360度方向で照射可能です。放射線治療医がメインとなりコンピュータを用いて線量の分布図を作成していきます。計画用のCT装置やコンピュータも新しくなってので、より正確性も高まり、複雑な治療計画も短時間で行える環境になっているでしょう。身体のズレなども調整するため、照射部位を正確な位置に設定できます。
2006年7月に口腔がんに特化した治療を提供する場として「口腔がんセンター」を設置しています。口腔がんの患者に対して高度な医療が提供できるようにサポートを実施。関連している医科診療科とスムーズに連携を図れるでしょう。
センター長をはじめ、顧問や「がんプロフェッショナル要請基盤推進プラン」コーディネーターなどの専任の歯科医師、看護師、歯科衛生士が所属しています。ほかにも東京歯科大学の歯科医師や市川総合病院の歯科衛生がサポート。
東京歯科大学 市川総合病院全体の特徴を見ていきましょう。
地域がん診療連携拠点病院の役割は継続的に高い質の医療を提供するということです。また医師に対して研修の機会を設けることや情報提供なども大切な役割と言えるでしょう。だからこそ放射線治療など様々な治療を提供しており、一人一人の状態にあった治療が選択できるようなサポートを実施しています。
東京歯科大学 市川総合病院は地域がん診療連携拠点病院にしているため、「がん相談支援センター」を設置しており、患者や家族、地域の方々など誰もが利用できるがんの相談窓口を設けています。がんの治療内容や今後の社会とのかかわり、経済面などさまざまな不安・悩みなどの相談に対応。少しでも気が楽になるよう情報を探すなどのサポートを行っています。専門の相談員が対応するだけでなく、必要に応じて他の専門支援スタッフとの連携も可能です。
さらに、がんと診断された方や家族のための「患者サロン」も開催しており、同じような悩みを持った方々と触れ合うことで情報交換ができる場にもなっているでしょう。ただ新型コロナ感染症の影響で開催が中止となっていることもあるので、開催しているかどうかを事前に確認してください。
放射線治療を受けるためには診察を行い、放射線治療医が病気や身体、検査結果などから放射線治療が適しているかどうかを判断します。もし放射線治療が適切と判断された場合には治療期間や副作用などの説明を実施。各準備を経て治療が開始されます。治療後も経過観察のために、定期的に放射線治療医の診察を受けなければなりません。
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