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掲載している治療法は保険適用外の自由診療も含まれます。自由診療は全額自己負担となります。症状・治療法・クリニックにより、費用や治療回数・期間は変動しますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。
また、副作用や治療によるリスクなども診療方法によって異なりますので、不安な点については、各クリニックの医師に直接確認・相談してから治療を検討することをおすすめします。
文京クリニックは2003年に開業しているクリニックです。一般内科、呼吸器科、アレルギー科の診療、および免疫関連疾患への免疫療法を行っています。
がんの再発にかんする治療では免疫療法を主に行っており、なかでも自家がんワクチン療法に力を入れているのが特徴です。
倉根院長は、日本医科大学での診療業務やがん研究ミシガン大学への留学・がんの免疫療法に関する基礎研究といった経験を経て、一般内科や呼吸器科・がんの免疫療法などに関して日々診療を行っています。
また、大学病院で関わった症例・得た医療技術・エビデンスを基に、クリニックでできる適切な治療を提供している点にも注目です。
がん治療においては、大学病院など大きな医療機関でケアしきれていない「生活の質(だるさが残る・食欲が出ないなど)」を、漢方薬や免疫療法で対応しています。
倉根院長は日本癌学会にも参加していて、新しい免疫療法や基礎研究といった情報に触れています。たとえば腸内細菌と免疫療法への活用に関する効果や分析結果・免疫療法で発生する副作用を抑える方法、治療効果を高める方法に関する研究などです。
がん治療も基礎研究や新しい治療方法の発見など、日々変化しています。倉根院長は、常に患者さんに合った治療方法を提案してくれることでしょう。
文京クリニックはがんの再発に対して、主にがん免疫療法を行っています。
がん治療において、ほとんどが外科手術での対応になるものの、転移や再発といった場合は外科手術は対応できないことが。そこで、転移や再発に対応するために免疫力を高め、がんの再発を抑え込むという手法が取られています。
がんは他の病気と違い、がん細胞が転移して他の臓器までがんに侵されてしまうのが特徴です。がんの主な治療方法としては、外科手術にて病変を取り除いてしまうこと、薬によってがん細胞を殺してしまうことなどが挙げられますが、特に外科手術でがんを細胞ごと取り除いてしまうのが効果のある治療法とされています。
手術が困難なほどがんが進行してしまった場合や、手術で取り除き切れなかった病変については、抗がん剤や放射線治療が行われます。外科手術は患者の身体に負担がかかるため、すべての患者に適用できないこともあり、抗がん剤や放射線治療に至っては副作用によって患者本来の生活を損なってしまう可能性も高いでしょう。
そこで、本来人間の持っている、異物を体から排除する力である「免疫」を活用してがん細胞を抑え込む方法が開発されました。これをがん免疫療法と呼びます。この療法によってがんの再発を抑え、患者の生活の質をキープすることが期待できるのです。
自家がんワクチン療法はセルメディシン社が開発した特異的免疫療法で、がん細胞を攻撃するキラーT細胞を活性化させる方法です。
がん細胞は人によってそれぞれ形や性質が異なり、自分の身体の中でも異なることが多いといわれています。
キラーT細胞はどの細胞を攻撃すべきか識別できていない状態です。攻撃対象となるがん細胞を患者から採取し、培養したがん細胞を使ってキラーT細胞に攻撃対象を示す作業を行います。これを、キラーT細胞を「誘導する」といいます。
自家がんワクチン療法の利点は、培養に使うがん細胞は手術で採取され、ホルマリン漬けになった状態のものでも使うことができる点です。患者の負担を減らし、効率良く培養が可能なのです。
がん免疫療法はがん細胞の培養が必要となり、通常より多くの時間を要することから実施している医療機関は多くありません。
また、がんの治療法として使われる抗がん剤や放射線はキラーT細胞の力を弱めるように作用してしまうため、タイミングを合わせなければ効果がなくなってしまうのがデメリットです。
自分自身の本来の力を使った療法であるため、大きな副作用が出にくいのがメリットといえます。
一方で自家がんワクチン療法は、キラーT細胞にがん細胞を異物として認識させる手法であるため、ワクチンの接種箇所の周辺が腫れたり、かゆくなったり、熱を持ったりする可能性があります。
文京クリニックは、文京区千駄木一丁目にある、がんに対する免疫療法や一般内科・呼吸器科・アレルギー科を開設しているクリニックです。
公共交通機関で来院する場合は、東京メトロ千代田線の千駄木駅から徒歩4分ほどでアクセスできます。また、文京クリニックには駐車場がありません。そのため車で来院する場合は、周辺のコインパーキングを利用する必要があります。
ビル1階はコンビニで、2階に文京クリニックを構えているため、一見すると分からないかと思います。外階段・エレベーターはビルの入り口右側にあるので、どちらかを利用してください。
クリニックに入ると受付と待合室があり、静かな雰囲気です。また、診察室の他にも無菌操作室やレントゲン撮影室など、専門の設備を用意しています。
診療費については、自費診療もあるのが特徴的です。自費診療に含まれている治療は、がんの免疫療法(自家がんワクチン・細胞免疫療法・丸山ワクチン・BRM療法)と、補完代替医療( 高濃度ビタミンC点滴療法・プラセンタ療法・RF温熱療法)の2種類です。
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