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掲載している治療法は保険適用外の自由診療も含まれます。自由診療は全額自己負担となります。症状・治療法・クリニックにより、費用や治療回数・期間は変動しますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。
また、副作用や治療によるリスクなども診療方法によって異なりますので、不安な点については、各クリニックの医師に直接確認・相談してから治療を検討することをおすすめします。
日本医科大学付属病院は、がん診療科を開設。がんを専門としている医師をおくことによって、がんの早期発見・診断を行なうことができると考えています。また先進医療も行なわれており、患者の状態にあった治療法を提案してくれるでしょう。
日本医科大学付属病院の院長を務める汲田医師は「つくすこころ」を大切にしている医師です。日本医科大学付属病院は明治43年開院の歴史ある病院。長年にわたって文京区千駄木で築き上げてきた地域住民との信頼関係を大切にしながら、満足度の高い医療提供を目指しています。
2014年(平成26年)8月には「患者さんと家族のための、医療の効率化と安全性の追求」をコンセプトに新病院を開院。病院内で起きたすべてのことを把握できるように、24時間体制の患者支援センターも設置しています。患者さんの容態を問わず、その日のうちに診断・治療を開始できる体制を整えている点にも注目です。
日本医科大学付属病院のがん診療センター部長を務めている久保田馨医師。地域診療機関と連携をとりながら、総合的な観点で最良の医療を提供することをモットーとしています。「国を挙げて行われているがん対策の任務を担うのは当院だ」という使命感をもち、がん治療に当たっているそうです。
また、がん患者やその家族が抱える疑問・問題に誠意を持って対応するべく、がん相談支援センターを開設しています。誠心誠意をもって疑問や質問に応えてくれることでしょう。
真々田裕宏医師が日本医科大学付属病院のがん診療センターがん診療科部長に就任したのは平成25年(2013年)10月1日。がん診療科は、がんの早期発見・診断を目的として設置された外来診療部門のひとつです。真々田医師はがんの早期発見を目指し、速やかな診断・治療できる体制を整えています。早急な判断をくだせるように、病院内のほか診療科や地域の医療機関と緊密な連携を構築しているそうです。
公式サイトを確認したところ、真々田裕宏医師の経歴は公開されていませんでした。
平成28年より、付属病院がん診療センター副部長として、がん診療科外来を担当している野呂医師。呼吸器内科専門で、肺癌を中心に診断や治療を行ってきました。現在はがん診療科外来にて、がんが疑われる患者さんが一日も早く治療を受けられるように早期発見を目指しているそうです。検診で異常が見られた患者さんは、できるだけ早急に検査を行い、早期発見に努めています。
また、患者さん1人ひとりとじっくり話すことを大切にしているため、診察の時間とスペースをしっかり確保されているそうです。
がん診療センター放射線治療科の部長を務めている前林勝也医師は、患者さんに寄り添う優しい医療の提供を目指している医師です。地域医療機関と連携を取りながら、最良の放射線治療の提供を心がけています。患者さんの身体になるべく痛みや負担をかけないように、リニアックという直線加速器を用いて、精度の高い放射線治療を積極的に実施しています。痛みから精神面まで、総合的にサポートしてくれそうです。
公式サイトを確認したところ、前林 勝也医師の経歴は公開されていませんでした。
公式サイトを確認したところ、前林 勝也医師の所属学会・資格・役職は公開されていませんでした。
がん患者に対して「その人らしい穏やかな生活をおくれるように」という思いで緩和ケアを実施している鈴木医師。緩和ケア科に在籍する医師やがん看護専門看護師、ソーシャルワーカーなどと連携を取り、患者さんのQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上に努めているそうです。
公式サイトを確認したところ、鈴木 規仁医師の経歴は公開されていませんでした。
公式サイトを確認したところ、鈴木 規仁医師の所属学会・資格・役職は公開されていませんでした。
先進医療にも力を入れている日本医科大学付属病院では、がん治療における先進医療も受けられます。2018年までは先進医療に該当していた「内視鏡下甲状腺悪性腫瘍手術」を実施。
これは甲状腺がんに対して内視鏡を用いる手術のことです。一般的には甲状腺がんの手術を行なう場合、首周辺を大きく切開します。傷痕が目立たないように元からあるしわに沿って切開を行なうものの、傷跡が出てしまうことを気にする人は多くいます。また大きく切開しているため、術後に違和感や皮膚がひきつるような感覚を招く恐れがあるでしょう。
内視鏡を用いた場合、傷口を最小限に抑えられます。また、傷口が小さければ術後の痛みや違和感も軽減することができるでしょう。切開する手術方法と比較すると、医師は手術中の視野を広げることができます。その結果、神経や副甲状腺などを傷つけるリスクを減らせるでしょう。
また子宮頸がんに対しての先進医療も可能です。日本医科大学付属病院では「治療抵抗性(通常の治療でも効果が表れづらい)の子宮頸がんに対するシスプラチンによる閉鎖循環下骨盤内非均衡灌流療法」が行なわれます。この治療法は先進医療の一つなので、どの病院でも治療を受けられるわけではありません。
先進医療が行なえるのは、技術的な条件や設備的な条件などさまざまな厳しい条件をクリアした病院だけです。状況によって治療を行なえるかが変わるものと考えて良いでしょう。先進医療を受けたい場合は、事前に行なっているかどうかを確認するようにしてください。
日本医科大学付属病院では緩和ケア科を開設。緩和ケアやペインケアを得意とする医師と連携を図りながら、がん治療で起こる疼痛のコントロールを実施してくれます。がん治療の早期から緩和ケアが関わることによって、がん治療の悩みや不安、痛みなどをサポートすることが可能です。
緩和ケアを受ければ、がん治療をすすめるにあたって生じる痛みなどを少しでも和らげられるでしょう。精神的な負担と肉体的な負担を抑えることで、穏やかな生活を過ごせる手助けになるはずです。
がん治療は決して1人で耐える必要はありません。医療機関を受診し、状態をしっかり診てもらうようにしましょう。また日本医科大学付属病院であれば、さまざまな治療を選択することができます。担当医からのアドバイスをもらいながら、自分にあった治療を選択するようにしてくださいね。
がん診療科はがんの早期発見を目指して設けられた診療科。腫瘍マーカー検査や便潜血検査などで、がんを疑われた患者さんの精密検査を行います。もしがんと診断された場合は、患者さんが適切な治療を受けられるよう、専門とする医師へスムーズに取り次いでくれます。
放射線治療科は、病巣の根治やがんの再発予防をしながら、進行がんの辛さを和らげるケアを行っています。
治療ではリニアックという直線加速器を用いて、高精度放射線治療を実施。いろいろな方向から放射線を集中照射できる定位放射線照射により、がん細胞にアプローチします。そのほか、強度変調放射線治療、密封小線源治療、通常の外部照射などに対応しています(※粒子線治療は行っていません)。
化学療法科では、腫瘍性疾患の診断、内科的治療、抗癌剤を使った化学療法を行います。化学療法以外の治療が必要な場合には、他の科と連携して、治療や手術を組み合わせた集学的治療を行います。
緩和ケアとは、病気や治療の影響による痛みや苦しさ、精神的辛さをケアするための診療科です。社会生活における不安を可能な限り軽減して、本人らしい和やかな生活をおくるためのお手伝いをしています。各専門家と連携を取りながら、チーム医療でがん患者とその家族を支えています。
院内にはカフェ、レストラン、コンビニがあるため、病院が混雑しているときも時間を持て余すことなく待てるでしょう。全体的に開放感があり、おしゃれなデザインの病院です。リニューアルしたため、病室は清潔感があり、ゆったりとしたつくりになっています。
日本医科大学付属病院と駒込駅・日暮里駅・日本医科大学腎クリニックを巡回する無料バスが運行しているため、少し離れた場所に住んでいる方もアクセスしやすいでしょう。路線バスでは、JR東京駅 北口「東43」 から乗車します。
放射線治療には、根治治療と痛みの緩和の役割があります。放射線治療の方法は大きくわけて2種類。身体の外部からX線や電子線を照射する方法と、密封小線源を装備した遠隔操作型放射線治療装置で身体の内部から放射線を照射する方法です。放射線治療を専門とする医師と看護師、専任の技師がチーム医療で日々の治療を行っています。
化学療法科では、腫瘍性疾患の診断および治療、抗癌剤を使った薬物療法を提供。放射線科や外科と情報を交換しながら、より良い集学的治療を目指しているようです。
緩和ケアは、がんの症状や治療の副作用による痛み、苦しさ、ツラさから患者さんを守るための医療です。苦痛な症状、不安などをケアして、穏やかな生活が送れるようにお手伝いしています。
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