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再発しやすいといわれる期間

掲載している治療法はすべて保険適用外の自由診療のため、全額自己負担となります。症状・治療法・クリニックにより、費用や治療回数・期間は変動しますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。
また、副作用や治療によるリスクなども診療方法によって異なりますので、不安な点については、各クリニックの医師に直接確認・相談してから治療を検討することをおすすめします。

癌が再発しやすい箇所や5年生存率は癌の種類によっても異なります。こちらでは代表的な癌の転移しやすい箇所、5年生存率について解説しています。

代表的な癌のステージごとの5年以内の再発率

癌の種類5年後生存率
肺癌Ⅰ期:80.9%
Ⅱ期:47.8%
Ⅲ期:20.9%
Ⅳ期:4.6
乳癌Ⅰ期:99.9%
Ⅱ期:95.4%
Ⅲ期:80.3%
Ⅳ期:33.0%
胃癌Ⅰ期:96.7%
Ⅱ期:64.1%
Ⅲ期:47.0%
Ⅳ期:7.0%
肝臓癌Ⅰ期:64.3%
Ⅱ期:31.2%
Ⅲ期:15.1%
Ⅳ期:0.6%
大腸癌Ⅰ期:約90%
Ⅱ期:約85%
Ⅲ期:約70%
Ⅳ期:10%以下

肺癌

肺癌の5年生存率は、ステージⅠで80.9%、Ⅱで47.8%、Ⅲで20.9%、Ⅳで4.6と言われています。

肺には多くの血管とリンパ管が集まっているため、肺癌は血行性・リンパ行性に転移しやすいのが特徴で、主な箇所としてリンパ節・脳・肝臓・副腎・骨が挙げられます。

特に原発巣近くのリンパ節、次いで縦隔(肺の左右を隔てている組織)のリンパ節への転移が多いと言われています。

乳癌

乳癌の5年生存率は、ステージⅠで99.9%、Ⅱで95.4%、Ⅲで80.3%、Ⅳで33.0%と言われています。

乳癌の転移が最も多いのはリンパ節。乳房から近いためです。次いで肺や骨への転移が多いとされています。肺は毛細血管やリンパ管が豊富にあるため、乳癌が転移しやすいのです。また骨への転移は、特に骨盤・肋骨・腰椎・胸椎・頚椎・胸骨・頭蓋骨など、乳房に近い箇所に多く見られます。

胃癌

胃癌の5年生存率は、ステージⅠでは96.7%、Ⅱでは64.1%、Ⅲでは47.0%、Ⅳでは7.0%で全病期では73.4%とされています。

胃癌の転移先で最も多いとされているのが、胃の周りにあるリンパ節。初期の胃癌でも転移することがあります

次いで腹膜、肝臓への転移が多いとされ、さらに癌細胞が胃壁を破ると腹腔に散らばって「腹膜播種」が起こることもあります。

肝臓癌

肝臓癌の5年生存率は、他の癌と比べて低いのが特徴です。ステージⅠでは64.3%、Ⅱでは31.2%、Ⅲでは15.1%、Ⅳでは0.6%、全体では35.9%となっています。

肝臓は血管が多いため、癌の転移は肝臓内で起こる事が多く、肝臓癌再発のほとんどは肝臓内転移だとされています。

他への転移では肺・骨・リンパ節・副腎などが挙げられます。

大腸癌

大腸癌の5年生存率は、ステージⅠでは約90%、Ⅱでは約85%、Ⅲでは約70%、Ⅳでは10%以下といわれています。

大腸癌は門脈という血管を通じて転移するため、肝臓と肺で起こることが多いとされています。

大腸癌から転移した癌は比較的おとなしく、早期に切除できれば生存率は高いと言われています。