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東京臨海病院

掲載している治療法は保険適用外の自由診療も含まれます。自由診療は全額自己負担となります。症状・治療法・クリニックにより、費用や治療回数・期間は変動しますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。
また、副作用や治療によるリスクなども診療方法によって異なりますので、不安な点については、各クリニックの医師に直接確認・相談してから治療を検討することをおすすめします。

このページでは、東京臨海病院が提供している再発癌治療や放射線治療の特徴などを解説しています。東京都がん診療連携協力病院や東京都指定の二次救急医療機関としても運営されている東京臨海病院の癌治療について、比較検討する際の参考にしてください。

東京臨海病院の医師

放射線治療部医長:梓澤広行医師

梓澤広行医師の目指す医療

梓澤広行医師は平成9年に順天堂大学を卒業した放射線治療の専門医であり、東京臨海病院では放射線治療部の医長を勤めながら放射線治療チームを牽引しています。

放射線治療医として、日本医学放射線学会認定放射線診断専門医や日本核医学会認定核医学専門医、日本核医学会認定PET核医学認定医といった複数の認定医・専門医資格を有しており、癌に関する画像診断を得意としていることも特徴です。

また、東京臨海病院は梓澤医師の出身校である日本専門医機構承認順天堂大学の放射線科専門研修プログラムの研修施設として連携しており、放射線科診断専門医や放射線治療医を目指す医療人材の育成にも尽力しています。

梓澤広行医師の経歴

所属学会・資格・役職など

東京臨海病院の代表的な治療

東京臨海病院では高精度放射線治療として「強度変調放射線治療(IMRT)」や「強度変調回転放射線治療(VMAT)」といった放射線治療を提供しています。

また、高精度放射線治療を必要としない癌患者や再発癌患者に対しても通常の外照射が積極的に実施されており、癌の根治治療や緩和ケアなど様々な目的で放射線治療を提供していることが特徴です。

強度変調放射線治療(IMRT)

強度変調放射線治療(IMRT)は、放射線照射を実施する前に検査用CTなどを活用して患者の癌の状態を正確に診断した上で、癌のサイズや形状に合わせて放射線の照射強度を調整しながら、多角的かつ集中的に放射線照射を行う治療法です。

ターゲットとなる患部に対して複数の方向から放射線を照射する治療法は従来から行われていましたが、IMRTでは癌の形状に合わせてそれぞれの放射線強度を調整し、より癌細胞への放射線の治療効果を高めていることがポイントとなります。そのため、歪な形状の癌についても放射線の治療効果を期待することが可能です。

また、東京臨海病院ではさらに放射線治療としての効果を追求した「強度変調回転放射線治療(VMAT)」を提供しています。

VATS(Video Assisted Thoracic Surgery)

東京臨海病院の呼吸器外科では、令和4年4月から3名の常勤医師を設置した診療科としての独立に伴い、現在はほとんどの症例において胸腔鏡手術である「VATS(Video Assisted Thoracic Surgery)」を実施しています。

胸腔鏡を使った完全鏡視下での手術が実践されており、従来の開胸手術よりも低侵襲な治療によって退院や社会復帰までの期間を短縮していることが強みです。

東京臨海病院の特徴

東京臨海病院は東京都がん診療連携協力病院として指定されており、癌の治療を行うだけでなく、再発癌の患者や癌患者を支える家族に向けた取り組みを色々と実施しています。その一環として、東京臨海病院では「がん患者サロン(キャンサーカフェ)」や「がん相談支援センター」といった専門部署を設置しており、癌患者や再発癌患者、その家族が抱える不安や悩みに寄り添っていることが特徴です。

がん患者サロン(キャンサーカフェ)

がん患者サロン(キャンサーカフェ)は、癌患者や家族同士が交流して互いに語り合える場として、東京臨海病院において開催されています。

患者や家族が自由に語り合える交流コーナーや、食事や治療について専門家へ個別相談を行えるサービス、癌の療養に関連したミニ講座など、様々な取り組みが用意されています。

がん相談支援センター

医療ソーシャルワーカーやがん看護専門看護師といった有資格者が、癌患者からの相談に乗ってくれる専門サービスです。必要に応じて医師や看護師、薬剤師といった医療スタッフも協力して、チーム体制によるサポートが提供されています。

相談は無料で受けられ、癌患者や家族だけでなく、癌について学びたいと考える地域住民からの受付にも対応していることがポイントです。

東京臨海病院での放射線治療の流れ

東京臨海病院において放射線治療部門での治療は完全予約制となっており、東京臨海病院の医師や地域のかかりつけ医からの依頼などによって治療を受けることができます。

治療を受けるまでの流れは以下の通りです。

  1. 診察(初診):かかりつけ医などからの紹介にもとづいて放射線治療医による診察を実施します。
  2. 治療計画の策定:診察や事前検査の結果に応じて治療計画や治療機関のプランニングを行います。
  3. 放射線治療の実施:事前に策定された放射線治療計画に則って放射線照射を行うという流れです。
  4. 術後観察・定期検診:放射線治療が完了した後も、定期的な診察によって患者の状態や再発癌リスクを確認します。

東京臨海病院の病院情報

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