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掲載している治療法は保険適用外の自由診療も含まれます。自由診療は全額自己負担となります。症状・治療法・クリニックにより、費用や治療回数・期間は変動しますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。
また、副作用や治療によるリスクなども診療方法によって異なりますので、不安な点については、各クリニックの医師に直接確認・相談してから治療を検討することをおすすめします。
東京クリニックは2006年に開設された、比較的新しいクリニック。腫瘍内科や陽子線治療外来を設置し、免疫療法や陽子線治療、ホウ素中性子補足療法(BNCT)を提供しているクリニックです。専門的な医療機器を備えているため、一人ひとりに合った機器による治療を行ってくれます。
宮﨑東洋院長は、順天堂大学名誉教授であり、がん性疼痛の緩和だけでなく、全身の慢性の痛み(例えば頭痛、三叉神経痛、頚椎・腰椎疾患、血流障害等)の解消を目指すペインクリニック内科のエキスパートです。
新大手町ビル1階という良い立地にオープンした東京クリニックは、宮﨑東洋院長のもと、従来の一般診療や健診が主体のクリニックとは異なり、診療の羅針盤としての役割を目指しています。
自分の病気・悩みについて、どこに相談してどこで診察を受ければよいか分からないという患者さんに対し、東京クリニックでは、診療の水先案内を行っているのが特徴です。
公式のホームページに記載ありませんでした。
代表的な治療法として、免疫療法・陽子線治療・ホウ素中性子補足療法(BNCT)があります。がん治療の歴史で見ると、どの治療もまだ新しい治療法です。そのため副作用などのリスクを把握したうえで、医師と相談して治療を進める必要があります。
免疫療法とは、免疫力を高め、免疫抑制を下げることで癌に対しての治療を行う方法です。東京クリニックは免疫細胞療法だけでなく、低用量の化学療法やハイパーサーミア(温熱療法)を併用することによって、免疫療法の効果を増強するような治療を行っています。
癌の発症や再発予防、手術・放射線治療の前後に実施すると効果的だと考えられているようです。
副作用は抗がん剤治療と比較すると少ないでしょう。ただ人によっては、悪寒や発熱などの副作用が起こります。免疫が働く際の反応の一つです。
一部の血液癌を除き、どんなステージの癌でも免疫療法を行うことが可能ですが、すべての癌に効果があるわけではありません。
陽子線治療とは、放射線治療の1つです。水素の原子核でもある陽子をがん組織に当てることによって、がん細胞を消滅させることができると言われています。
従来の放射線療法と比較すると、がんに対しより正確に放射線を照射することが可能です。さらに正常な組織に対するダメージも最小限に抑えることも期待できます。
すべてのがんに対して効果があるわけではありません。現時点で陽子線治療に向いていると考えられるがんは、鼻腔や副鼻腔、唾液腺・頭蓋底などの頭頸部や原発性がん(肺・肝臓・前立腺・膀胱など)に加えて、直腸がん術後の骨盤内再発、単発性の転移性腫瘍などが挙げられます。
中性子とホウ素が引き起こす反応を利用し、正常な細胞に損傷を与えることなく、ホウ素薬剤を取り込みやすいがんを死滅させる治療法です。この治療は正常細胞とがん細胞が混在しているような悪性度の高い脳腫瘍の難治性がんに効果があると言われています。
現時点では臨床研究の段階です。そのため効果や副作用については、はっきりとわかっていません。治験の段階なので、医師と相談しながら、ホウ素中性子補足療法に取り組むべきかどうか決定しましょう。
さまざまな症状を持つ患者さんに対応できるよう、急性期病院に匹敵する医療機器を導入して、高機能化クリニックを目指しています。医療機器の導入は、可能な限り迅速な検査の実施、その後のすみやかな診断と治療方針の決定へとつながっているのです。
具体的には、超電導核磁気共鳴装置「1.5T(テスラ)MRI」、コンピューター断層撮影装置「マルチスライスCT」、乳がん検診用の機器である「デジタルマンモグラフィー」、東京クリニックが早期に導入した「骨密度・体組成測定器iDXA」、先端部に高解像度CCDを内蔵した「拡大内視鏡」、がんの高周波ハイパーサーミア装置として正式に認められた治療装置「ハイパーサーミア RF8」を導入し、検査に使用しています。
院内は、1Fが総合案内・放射線・外来フロア、B1Fが人間ドック・健診フロア、B2F総合外来フロアとなっており、どのフロアも広々とした清潔感ある空間に。待合の椅子も豊富にそろえているので、ゆったりと待ち時間を過ごすことができるでしょう。
東京クリニックでは、免疫療法として、免疫細胞療法を行っています。
免疫細胞療法は、低下した免疫力をできるだけ高めることでがん細胞を排除する、からだに負担の少ない治療法です。がんの再発予防、化学療法との併用時の副作用軽減の目的など、さまざまなタイミング、目的で治療に採り入れることができます。
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